■母の存在
私は、母子家庭、一人っ子で育ちました。母が右足に障害を持ち、すり足で歩く姿を見て育ちました。靴底が1か月も持たないほど、靴選びに苦労していました。母は不器用なこともあり、どこかへ相談したり、解決することもなく、ただただ私を一般家庭同様に育てることだけを信念に、一つの企業で50年間を務めあげました。母への感謝を、形にすのであれば「ほわ-FOWA-」を通して出逢う方々、一人ひとりのお話を伺い、お役に立つことと考えます。
■息子の存在
息子が自閉スペクトラム症(ASD)により、感覚の違いや、靴の形・素材へのこだわりから「履ける靴が見つからない」現実に直面しました。
■ほわ-FOWA-の想い
年齢や、障害、健常等など問わず、人それぞれ足の悩みは多く、店頭販売時にも多くのお客様のお困りをお伺いし、解決して参りました。また、取り巻く環境から解決ができなかったこともござました。環境による柵に囚われることなく、歩くことをあきらめず、その人らしい一歩を支えたい。「歩きたいという気持ちに寄り添う、和らぎと笑顔を届ける足も専門家」でありたい。そんな想いから「ほわ-FOWA-歩和」は生まれました。
